2018年12月27日

小紋潤さんが亡くなられました

各位
短歌結社・竹柏会『心の花」の歌人、小紋潤(こもん・じゅん) 本名小島義明(こじま・よしあき)が病気療養中の処、2018年12月27日に逝去いたしました。ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでご通知申し上げます。
なお、通夜・葬儀は下記の通り浦上天主堂にて執り行います。
故 小紋潤(小島義明)儀 葬儀告別式
通夜       平成30年12月28日(金) 午後7時より
葬儀告別式    平成30年12月29日(土) 正午より
場所       浦上天主堂(095-844-1777)
喪主       小島安忠(兄)
    ※花をご注文いただける際は栄光式典社へ (095-844-4011)
略歴
1947年 11月14日長崎県五島市生まれ。一歳の時長崎市に転居。
1970年 早稲田大学中退。短歌結社「心の花」入会、編集委員にな
    る。冨士田元彦氏と知り合い雁書館を設立。「現代短歌雁」編集長を務め
    る。
1975年 合同歌集『男魂歌 第二集』に参加。
2008年 雁書館閉業に伴い長崎に帰郷。
2015年 咽頭がん発症。
2016年 第一歌集『蜜の大地』上梓。
2017年 『蜜の大地』で第15回前川佐美雄賞、第10回日本一行詩大
    賞、第14回筑紫歌壇賞を受賞。
2018年 12月27日12時25分 肺炎にて逝去。享年71歳。


・銀河系、その創(はじ)まりを思ふときわが十代の孤り晶(すず)しも       『蜜の大地』
・なだれ落ちる光の雫 滅びゆくもののすずしき終りみてをり
・夢に見ればかく美しき故郷の秋澄む風もわが父母も
・いつ来てもライオンバスに乗りたがるライオンバスがそんなに好きか
・後の世まで見る夢ならんいとけなきわが子無辜なることを喜ぶ
posted by kokoronohana at 16:45| Comment(0) | 物故者